2022年6月22日
年収1000万円にそこまで夢はない。
今回は、僕も目標に掲げていた年収1000万円について書いてみました。
このテーマを選んだ理由としては、新しい会社でCTOを担当している奴からの
相談の中でちょうど話題に上がったからです。
大学生のころは年収1000万円って大金持ちだと思ってたんですけど、
年収1000万円って落ち着いて考えると大したことないんじゃない?っていう話についてです。
東京生まれ東京育ちなので、東京をベースに考えてしまいますが、
社会人になって一人暮らしして、年収1000万円って考えると、まあ不自由がない生活ができるとは思いますが、余裕はないなと思ったのでひとまずまとめてみました。
年収1000万稼げる人ってどれくらい?
国税庁の民間給与実態統計調査では日本給与取得者のうち5%の人が、年間給与1000万円以上もらっています。
給料をもらってる人の中で、大体20人に1人が1000万円以上もらってるって考えると結構多いですよね。
クラスに2人くらいは1000万円もらってるらしいですね。
この時点で大金持ちではなさそうですよね。
クラスに2人くらいめっちゃ足早いやついたけど、都大会には行けないみたいな感じで、上には上がいる的な、、、
まあでも日本人の平均年収が433万円なので、かなり高い方ではありますね。
年収1000万円でどんな生活ができるの?
はい。本題はここです。
年収1000万円あったら、月に80万円くらい使えるじゃんって話になるんですけど、そうではないんですね。
税金と社保が引かれて実際の手取りは年700万円弱って所に着地します。
月換算だと58万円です。
大分夢がなくなってきたんではないでしょうか。
そこから一人暮らしするとします。
都内である程度の広さと綺麗さを確保すると、一人暮らしでも15万~18万くらいの家賃で落ち着くでしょう。
18万円の家に住んだ時点で残り40万円
携帯代、光熱費、消耗品で5万円使って残り35万円
一日の食費が3000円と仮定すると、9万円使って24万円
週1飲みに行って2万円使うと残り16万円
趣味や接待ゴルフで5万円飛んで11万円
ここまで来たら使い方がわかる金額ですよね。
交通費?美容院代?洋服?ギャンブル?車?デート?
気が付いたらなくなります。
って考えると一個一個の金額は少し高いので生活レベルは少し高そうですが、
あんまり余裕がないのはわかりますよね。
加えて、年収1000万円ともなると、時間にかかるお金が高くなる傾向があると思ってます。
普段の飲み会なら鳥貴族だったのにあの人とは、、、とか
友達とのゴルフなら1ラウンド1万かからないのにあの人は、、、とか
後輩の分は払うか、、、、とか
年収1000万円って20人に1人のポジションなので、
後輩ができているだろうし、新しいつながりもできます。
そういうのもあって実は年収1000万ってそんなに余裕がないんです。
なんで1000万円が目標になるの?
純粋に区切りがいいからでしょう。
あんまり1000万円を目標にしてる人聞いたことないですけど。。
例え話とかでよく聞く金額ですよね。
ちょっと話は変わりますが、僕は大学1年生の時に
25歳までに年収1000万円稼ぐ
を目標にしました。
それはお金持ちになりたいとかではなく、
東京で若パパになるんだったらこれくらいはこのタイミングで稼いどかないと、
・良い人が出てきた時に結婚を考えられなくなるぞ
・人より早く金稼ぐ方法知らなかったら、将来子供の習い事、留学を自分のスキル不足が理由で断ることになるぞ
みたいな懸念があって、25歳っていうタイミングで1000万円稼ぐと決めました。
けどいざ社会に出ると、国に3割持ってかれるの?とか、今稼ぐのがベストな選択肢?みたいな疑問が山ほど湧いてきて、年収1000万円という縛りをやめました。
年に1000万円自由に使えるようになる。
これがいつの間にか目標になりました。
生活費だけじゃなくて、新しい事業をやるとか、投資とか
いろんな形でお金が必要になる中で、給料1000万円より現実的で無駄が少ない形になりました。
2022年4月で25歳になってしまいましたが、
来年の3月までに1000万円使える人になったんですかね。
まだまだ内緒ですが、来年の誕生日にでも発表しますね。
1000万円を目標にするなら?
この記事を真面目に読むとしたら、
高校生?大学生?社会人なりたて?
みたいなところかなと思うのですが、年収1000万円を目標にするのであれば、
絶対に期限は決めたほうがいいです。
先述の通り、年収1000万円ってそこまで夢がある数字ではないので、、、
それに加えてなんで1000万円稼ぎたいのかを明確にすることをお勧めします。
年収1000万円って本当に中途半端な額で税金沢山取られるし、
そんな余裕ないしバランスの悪い額です。
どのタイミングで1000万円稼ぐことがあなたにとってどんな意味があるのか。
ここがはっきりすればするほど、原動力が沸いて、
必死に目標をかなえようとします。
僕は未来の子供を裏切りたくないからこそ頑張り続けます。
自分の中の最終目標、夢を絶対叶えたい気概がなければ叶わないと思います。
夢を目標にする方法や、目標の叶え方に関しては、次回書こうと思っているので、またそこはそこでお楽しみを。
最後に
今回は自分も目標に掲げていた、年収1000万円の壁について書いてみました。
東京に住んでしまうとそんなに余裕はないんですよね。
しかもお金稼ぐ能力があればあるほど、無駄だなと気づくのでタイミングごとに近しい目標に変えていく事をお勧めします。
次回はずっと書きたかった、夢を目標にする方法について書きます。
ルンルンしてます。
それではまた。